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ライブコマースって何? EC市場に進出をお考えの方に!

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コロナウイルスがもたらしたものの中に、巣ごもり需要なるものがあります。
緊急事態宣言などので不要不急の外出について自粛が続く中、買い物にも行けない状況においてEコマースの需要は一気に増えました。
ゲームやオンライン販売を主としている企業はむしろコロナ過前の年よりも売り上げが上がったなんて話も耳にします。
今後もオンラインによるEコマースの需要はますます増えていくことだと思います。

そんな中、新しい通販の形として動画配信を取り入れたライブコマースというものが注目を集めています。
今回はそのライブコマースについてご紹介します。

1.ライブコマースって何?

ではライブコマースについて詳しく説明して行く前に、まずEコマースのおさらいから。
EコマースとはElectronic Commerce(エレクトリックコマース)という造語の略称で、商品やサービスなどをインターネット上で売買する仕組みのことです。
ECサイトという言葉のほうが耳なじみがあるかもしれませんね。

そんなECサイト内で、生放送動画を配信して動画内で商品やサービスなどを宣伝することをEコマースと生放送動画(ライブ)と合わせてライブコマースといいます。
知名度の高いタレント、発信力のあるインフルエンサーなど影響力の高い人たちが動画で宣伝することで非常に高い購買意欲を促します。

1-1.ライブコマースの魅力

そんなライブコマースの魅力はまさに生配信(ライブ)である事。
つまり、視聴者はリアルタイムで商品やサービスについて質問することができるのです。
そのため欲しい商品の詳しい情報を家から出ることなく得られるので、実際の店舗で買い物をしてるかのような感じで買い物することが可能となり、その結果購入者側も失敗が少ないといえます。
また販売する側も、より興味を持つお客さんにたいしてピンポイントで商品の良さを宣伝できるのでより購買に結びつきやすいと言えるでしょう。

1-2.ライブコマースの普及

ライブコマースは比較的新しい言葉で、大体2016年くらいから中国を中心に広がっていったと言われています。
その翌年以降から日本でも多くのサービスとしてリリースされ始めました。
そして近年回線速度やSNSの発達に伴い、またコロナ過における巣ごもり需要なども相まって今後もさらなる進化が期待されるサービスと言えるでしょう。

2.ライブコマースの特徴について

Eコマース内におけるライブコマースを展開する上での特徴ってどんなものがあるのでしょうか?それには以下のようなものがあります。

  • 商品に対する不安の解消
    基本的にはECサイト内の商品は販売元からの情報しかありません。
    それらはテキスト情報や写真であったりと、商品が届くまでその本質的なものは分かりません。
    ライブコマースでは商品に対して販売者と購買者の双方から情報を共有し合えるので、視聴者は納得して商品を購入することができます。
  • 視聴者の購買意欲向上
    フォロワー数の多いタレントやインフルエンサーからの情報発信は、視聴者にとって非常に共感を生むものだといえます。
    そしてお互いコミュニケーションをとれるツールであるライブコマースは、お気に入りの配信者とコミュニケーションをとって買い物をするので視聴者は非常に満足度の高いものといえます。
  • ジャンルにとらわれない
    ライブコマースはECサイトに対する戦略なので、あらゆるサービスや商品が提供されているECサイトにとって相性がよく、幅広い商品ジャンルでのマーケティングに活用していただけます。

3.ライブコマースの注意点って

ライブコマースをするにあたって注意することってどんなものがあるのでしょうか?
まずライブコマースはライブ配信が原則です。
したがって配信するための設備投資や事前の告知は必須であり、告知をしても人が集まらなければそれらはまったく効果がありません。

またタレントやインフルエンサーといった配信者に対しての視聴者の興味度も大きく影響されるので工夫が必要です。
ライブコマースを始める前には、金銭面の把握や配信者や商品事情など事前の情報収集はしっかりしておきましょう。

4.ライブコマースサービスってどんなものがあるの?

執筆してる2021年2月、日本におけるライブコマースサービスは数多く存在します。
ここでは数あるライブコマースサービスの中でほんの少しだけご紹介します。

  • LIVE812
    株式会社MyStarが開発したアプリサービスです。
    2020年5月からサービス開始され、エンターテインメントはもちろん、ハンドメイド作家、農家の方といった個性的な業種の方が集まってコミュニティLIVE配信しているのが特徴です。
  • SHOWROOM
    SHOWROOM株式会社が運営する動画ストリーミングサービス。
    インフルエンサーや芸能人はもちろん、アニメキャラクターやアイドルといった主にタレント性が高いのが特徴です。
  • RakutenLIVE
    誰もがご存知のEコマース最大手の楽天株式会社が運営するサービス。
    楽天を運営する楽天市場や楽天ブックスと連携して出店者のみならず多くに人が利用できるのでが特徴。
    あらゆる商材を販売している楽天が運営しているので、今後もっとも期待されるサービスといえるでしょう。
  • ABEMA Shopping
    こちらもご存知、株式会社サイバーエージェントによるABEMA TV内で展開しているライブコマースサービスです。
    タレントなど多く器用しており、20~30代の男性が多いのが特徴です。

まとめ

今回はライブコマースについて駆け足でご紹介しました。
個人的には中国が先駆けということで、その勢いを改めて実感した次第です。
コロナの世界的大流行がその需要を大きく押し上げてしまったというのも否定はできないでしょう。
そしてこのサービスは今後もさらなる発展をしていくのは間違いなく、Webマーケティング提案において欠かせなくなるでしょう。
というわけで、今後も定期的にこのテーマでいろいろご紹介できればと思います。
それでは!